2024/09/28(土)
永遠の持ち家VS賃貸論争
こんにちは!千歳店の近藤ソテンです。
当社のHPを見て頂いている方は家の売却、購入を考えている方が大半であると思いますので
少しでも背中を押す後押しになればとシェアさせて頂きます。
生物学者で作家の福岡伸一さんが生物学者の視点で面白い記事を書かれていました。
同じコストを払い続けるなら、家賃ではなくローンを払って最後は自分の持ち家になる方がいい。
いやいや、人生いつ何時なにが起きるかわからないから、ローンなど背負わずいつでも住みたい場所に住める賃貸の方がいい。
この永遠の論争ですが
実は生物の進化で見るとすでに結論は出ているそうです。
以下記事を転載させて頂きます。(2024/5月号athomeTIME)
ナメクジとカタツムリを見てみます。
ナメクジが進化して防衛・防御のために貝殻をまとったのがカタツムリ、
のように思えますが、実はカタツムリがその貝殻を脱ぎ捨てたことによって誕生したのがナメクジ。
ではなぜカタツムリは貝殻を捨てたのか?
貝殻という大きな『持ち家』の負担に耐えかねたためです。
貝殻をつくり、維持するには膨大なカルシウムの接種が必要で、貝殻を固めるのもエネルギーがいるので沢山食べなくてはいけません。
ナメクジもカタツムリも草食性であり、葉っぱや苔などを食べます。
サラダだけでは不十分なカルシウムを補給するためには相当な量を食べなくてはいけません。
また、体の成長に応じて絶えず貝殻の増築、リフォームも必要です。
いっそこの貝殻を脱げばそんな苦労もないし身軽になれる!
あるときそう思いついたカタツムリ一派。これがナメクジに進化しました。
防御用の貝殻がないので乾燥にも弱いし、いざというとき敵から身を守ることができないのでちょっと不安ですが
貝殻のない分スリムなので移動が簡単にできます。
どこかの隙間に潜り込むこともできます。
するとそこが新しい住処となり、そうゆう場所にしかない餌にもありつけます。
こうして自由になったナメクジはその後生活圏を広げ、やがては貝殻の代わりに身体の内部に背骨を持つことになりました。
脊椎動物の誕生です。脊椎(背骨)を持つということは、身体の中に協力な軸ができるということ。
これにとって生物は大型化できるようになり魚類、両生類、爬虫類、鳥類、そして哺乳類へと大きな進化を促し大発展を遂げました。
ということは、貝殻を捨てた賃貸派(ナメクジ)の勝ちということでしょうか?
一見そのように見えますが実は違います。
確かに殻を捨てたナメクジに代表される軟体動物はその後劇的な進化を果たすことになりました。
が、しかし、一方の持ち家派のカタツムリ(および貝類)も現在ちゃんと生存しているし、
貝類は貝類で多種多様な発展を遂げています。
硬い貝殻は、その維持にコストはかかるものの、外敵から身を守り、温度、湿度など環境の変化にも耐えることができるので、
それはそれで生存範囲を広げることを可能としました。
大切なのはどちらが有利・不利ということではなく、そのときどきの環境に柔軟に適応できるということ。
そして選択の自由があり、生き方の違いが許されていること。
賃貸派が持ち家派になってもいいし、その逆もありうる。
それぞれが新しい生活の場所と方法を自由に選ぶことこそが重要です。
生物学者ならではの視点ですが本質をついていると思います。
大切なのは柔軟さと選択の自由ということですね。
とは言え、家は簡単な買い物、売り物ではありません。
考えることがたくさんになり、何が自分にとってのベストか正解かわからなくなりますよね。
最終的に自分自身の決断になりますが、その決断になかなか踏ん切りがつかない方もいらっしゃるかと思います。
でも考えている、ということは
新しい生き方をする場所を探している、ということ。
答えを出すための材料に少しでもなれればと思い、ご紹介でした♪
